わたしは今、反省しています。
当ブログで今までさんざん「巨大重機は漢のロマン」とかさんざん書いておきながら、その巨大重機に関しての深い考察をしていなかったことにわたしは気付いたのです。キッズのハートをがっちりと掴む巨大重機、であるにも関わらずその凄さ自体を考察しない態度。建設業事務に携わる者として失格と言わざるを得ません。
嗚呼、建設の神よ、我をお許しください。。。
しかしここに宣言します。
この海よりも深く山よりも高い反省を経て、わたしの中に新たな妄想野望が生まれようとしていることを!
出発点はこんな思い付き。
「巨大重機が漢のロマンであるならば、巨大重機が合体して巨大ロボになったら、漢たるものはあまりの感動で打ち震えるに違いない!」
これだ!と膝を打ちました。建設業に携わる者として、なぜこのことにもっと早く気付かなかったのか! ヒントはこんなところに転がっていたんじゃないか! 考えるまでもなく、建設業には、油圧ショベル、ダンプトラック、クレーンなど、巨大で力強い機械が多数存在します。それらが一つに合体したらどうなるのか。どうもならないってことはない。頭と胴体を兼ねるものが1体に両手両足で4体、合計で5体。何が合体元になるかはこの後紹介するとして、単体でかっこいいものが5体も合体するのですからそりゃ凄いことが起きる、と思うのです。1+1+1+1+1の答えは0でも1でも、もちろん5でもないのです。5億!じゃなければ5兆! そのくらい突き抜けたものができるんじゃないか、って。
「巨大重機を合体させて戦隊ヒーロードラマの巨大ロボにしたら、キッズたちにバチクソ受けるんじゃないのか?」 そうだ、そうに決まっている!
そこで考えてみたのがこれです。
以下、ストーリーやらキャラ設定をそっちのけにして(なぜか日谷ヒロノリが歌う主題歌だとかモヤモヤーンと浮かんでいるものはもちろんあるのですが)、わたしの脳内で合体元となっている重機について紹介していくことにしましょう。
▼頭・胴体:ダンプトラック
搭乗員:ツクルンレッド
もともとの用途:砕石場やダム工事などの現場における大量の土砂や岩石の運搬
単体での必殺技:ロックストーム(積載した岩石を相手に向けて投げつける)
通常の工事現場で見るダンプトラックと違い、ツクルンジャーロボに合体するダンプトラックは通称「重ダンプ」と呼ばれる作業現場専用の大型車両です。道交法により一般の道路の通行はもちろん不可能なのですが、それは裏を返せば公道を走行しないからこそ自動車免許が不要であるということでもあります。搭乗員のツクルンレッドも自動車免許自体は保持していませんが、厚生労働省が定める「不整地運搬車運転技能講習」はきちんと受講しております。
▼左腕:バックホウ
搭乗員:ツクルンイエローもともとの用途:土の掘削や積込、バケット交換による法面整形単体での必殺技:スウィングラリアット(アームを水平に降ることで相手にラリアットする)
一般の方が「ショベルカー」と呼ぶ建設機械ですが、バケットが手前側に動くこの建設機械は建設業界では「バックホウ」と呼びます(建設業界が長い方は「ユンボ」と呼ぶこともあります)。また皆さんがよく見かけるものはキャタピラで動くタイプのもので、それが一般的ですが、ツクルンイエローが搭乗するこの型のように公道走行が可能なホイール式バックホウも存在します。ただし公道走行には大特免許、さらに土の掘削のためには「車両系建設機械(整地等)運転技能講習」が必要となり、ツクルンイエローはこの2つのダブルライセンス所持者です。
▼右腕:フェラーバンチャー
搭乗員:ツクルングリーンもともとの用途:雑木林の伐採や間伐作業、倒木処理単体での必殺技:フォレストカッター(アーム先端のハサミで相手を捕まえ切断する)
建設業界にいてもなかなかお目にかかる機会が少ない重機です。バックホウだとアームの先にバケットが付いているのですが、フェラーバンチャーは巨大なハサミが付いているのが特徴で、伐採の場面で絶大な威力を発揮します。加えて、搭乗員がキャビン内で操作を行うため、チェーンソーでの作業では担保できない安全性が確保されているのも利点の一つ。この機械に搭乗するツクルングリーンは「車両系林業機械(伐木等機械)運転業務特別教育」という珍しい資格の所持者です。
▼左脚:クローラーテレスコ
搭乗員:ツクルンブルー
もともとの用途:狭い場所や軟弱な地盤のもとでの吊り作業
単体での必殺技:ローリングスロー(相手をクレーンで吊り上げハンマー投げの要領で放り投げる)
一般的なキャタピラの付いたバックホウの運転席やキャタピラはそのままに、アームの部分に箱型伸縮クレーンを付けた重機がこれです。通常のクレーン車が足元にアウトリガーという転倒防止のつっかえ棒が必要であるのに対し、クローラーテレスコはキャタピラの接地面積が大きいためそれが不要となるというメリットがあります。搭乗員のツクルンブルーはこの重機を運転するための「移動式クレーン運転士免許」のほか、クレーン特有の資格である「玉掛け」も所持しています。
▼右脚:高所作業車
搭乗員:ツクルンブラックもともとの用途:人間の手が届かない高所での作業全般単体での必殺技:スカイアタック(高所から搭乗員が飛び降りてのパンチやキック)
街中では街路樹の剪定だったり電線・街灯などの作業で見る機会が多いです。ツクルンブラックが搭乗するのは「垂直昇降型」と呼ばれるものですが、他にも伸縮ブーム型・屈折ブーム型・混合ブーム型などの種類もあります。ツクルンジャーロボを構成する他の4つの重機が直接作業を行うのに対し、高所作業車は人間のアシストに徹するという地味さではあるのですが、搭乗者となるツクルンブラックは車体総重量に応じた自動車免許に加え高所作業車の特別講習も修了しています。なお、必殺技「スカイアタック」を繰り出す際には、労働安全衛生法の規定に基づきフルハーネス型墜落制止用器具を着用して行うのは言うまでもありません。安全第一。
さて、ここまででツクルンジャーロボを構成する建設機械が出そろいました。5人のツクルンジャーが声を合わせて「建設合体!ツクルンジャーロボ!!」と叫ぶと5体が合体し合体後の必殺技なんかもあったりするわけですが、合体後の姿がどのようになるのかは皆さんの想像にお任せしたいと思います。
この『建設戦隊ツクルンジャー』、当然これはテレビ朝日系列の日曜日の朝に実写特撮ドラマとして放映してもらわなければならないのですが、放映時には合体シーンは不可欠となります。まあこれはこれだけ生成AI技術が発達した世の中ですから、上記の5つの建設機械が合体するシーンも生成AIによるアニメーションで要所要所をごまかしつつうまいこと完成するのではないかと思います。
そして特撮ドラマ大ヒットの際には、ぜひバンダイにも「DX超合金 ツクルンジャーロボ」の商品化をお願いしたいところです。加えて言えば大ヒット御礼企画としてお台場のガンダム像よろしく実際に原寸大ツクルンジャーロボの像を制作して、テレビ朝日のある六本木に展示していただきたい次第です。かつてM-1グランプリの敗者復活会場となっていた土地とかあるはずですのでそこにどーんと建てればいいじゃない、と思います。ただ地権者の意向により設置用の土地が捻出できないということでしたら、KSB瀬戸内海放送の敷地がたぶん岡山・香川両県のどこぞにあるでしょうからそれでもかまいません。
実写ドラマ化の際には描けなかったツクルンジャーロボのリアルな合体機構については、5台の建設機械のメーカーであるコマツやらCAT、そして超合金ロボ発売元のバンダイの担当者が知恵を絞って考えてくれることでしょう。スイッチ一つでダンプトラックの荷台部分に合体用の連結器具が出る→そこにバックホウやフェラーバンチャーなどの重機が装着される→重機のバケット等がきゅいーんと回転して手や足になる→5台連結したらちゃんと直立する、みたいなことをすべて矛盾なく可能にしてくれるに違いありません。そうに決まっています!!!
何より。ニチアサで放映される『ツクルンジャー』でキッズたちが建設業に興味を持てば、これに越したことはないのです。ええ、スーパー戦隊シリーズは現状ではいったん休止ということになってますけど、こんなのプロレスラーの引退興行みたいなもんでアテクシまったく信じておりません。つーかテレ朝が無理ならABEMAとかNetflixとかで横浜流星主演でもなんでもいいから制作してくれマジで。
建設業の未来は明るいぜよ!!
(波がざっぱーん)






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