今日も今日とて「建設業のイメージアップ」について考えていきます。
幸いにして前回の記事についてはわたしの周囲にいる皆様からは好評をいただいておりまして、がんばって書いた甲斐があったなあ、と安堵しているわけですが、まだ未読の方は下記リンクからご覧になっていただけますとありがたいです。
当ブログではこれまで、役に立つかはよくわからない建設業イメージアップの策、もとい、「建設業イメージアップ」の皮をかぶったアテクシの妄想を書き殴り倒してきたわけなのですが、今回は発想を変えてみて「こりゃダメだろ」という案を一つ挙げて、それについての考察を行うということをやってみたいと思っております。
その題材となるのが「教育現場とのコラボ」、もっと具体的に言うならば「学校教材とのコラボレーション」です。
学校教材コラボの成功例
しかし有識者の皆様はこんなことを思うかもしれません。「え、でも今までいろいろと話題になったものがあるじゃん?」って。確かに成功例はいろいろありますが、個人的に印象深いものはサッカーとコラボした下記の例です。
どちらもお金がちゃんとかかっていて見栄えも美しく、実際の学習指導要領等を踏まえた実用に足る内容になっています。さらに言えば川崎フロンターレの算数ドリルについては、実際に選手たちが普及活動の一環として市内の小学校を訪れているというのが輪をかけて素晴らしいと思います。
またサッカー界以外で言及すれば、厳密な意味でのコラボとは言えませんが、文響社さんが出版し大ヒットとなっている『うんこ漢字ドリル』(参考リンクはこちら)についても「うんこ」×「漢字ドリル」の異業種?コラボということでこの例に含めることもできるかもしれません。
しかしこういった成功例を建設業に当てはめるのは得策ではない、とわたしは思うのです。
コラボの成功要因と建設業
川崎フロンターレやなでしこジャパンのドリル教材が成功している要因は何か。それを考えるに下記の2点を挙げることができると思います。
*子どもたちにとってコラボ対象の認知度がそもそも高いこと*対象について子どもたちがおおむね好意的な印象をもっていること
この事実を考えると、建設業と「ドリル」の相性はすごぶる悪いのではないかと危惧しています。つまりはこういうことです。
*子どもたちにとっての建設業の認知度は「何かを作っている」程度*子どもたちにとって現時点では建設業は「怖い」と思われている
建設業で実際に行われていること、つまり施工の内容というのは、「○○を作っている」という表層的な知識以上の深い内容を説明するのがなかなかに難しいです。たとえば「今やっていること」を理解するには、施行対象物を作るうえで必要なフローチャート全体を把握し、それぞれがどう合理的に組み合わさっているかを把握してもらわないとどうにもならないのですが、それを子どもたちにやれと言うのは正直無茶です。
加えて言えば、建設業の巨大な車(ダンプカーやコンクリートミキサー車など)が一般道路を走る現状に対して、子どもたちは「かっこいい」とは思わず、むしろ恐怖心を覚えるのではないかと危惧しています。「巨大重機は漢のロマン」ではあるものの、それは日常生活を侵食しない安心感がある前提が大きいと思います。
また『うんこ漢字ドリル』の例で言えば、「うんこ」や「ち●ち●」は小学生(とキッズの心を持った大きなお友達たち)の鉄板ギャグです。そりゃ建設業とはそもそものスタートラインが違いすぎると言えます。
イメージアップは相手に届くかどうかがすべて。
その意味で、残念ながら現時点では、建設業は「うんこ」に負けているのです。
結論として
上記を踏まえて、「建設業漢字ドリル」「建設業算数ドリル」という教育現場とのコラボレーションというのは、効果が薄いと言わざるを得ず、無理して作成して子どもたちに頒布しても「いやげもの」の域を出ないのではないか、とわたしは考えます。なお、「いやげもの」という言葉を知らない方は下記の書影等をご参照ください。
絶対にドリルなんて作るなよ!!
作っちゃった。。。(てへぺろ♡)
そもそも論として「絶対やるなよ」はわが国古来から連綿と伝えられたお笑いのお約束であります!
ということで早速ですが当blog中の人謹製、キッズ向け「けんせつぎょう漢字ドリル」ページ案がこれだ!!
(実際に印刷して解いてみたい方こちら→PDFファイル)
なお余談ではありますが、当ブログを執筆しているわたしは過去に学参の元編集者でして、英数国理社の全教科、かつ小学生~高校生向け全学年の教材を作ったことがあります。もちろん小学生向け漢字ドリルの制作経験もあります。
この漢字ドリル、下記の「こだわりポイント」で制作されております。
*判型は学校教材っぽくB5判*出題する漢字は小学校で習う「教育用漢字」のみ*ページ内の正解となる漢字を「柱」などの部分に用いない(作問時に厳密にExcelのCOUNTIF関数で管理)*別解が出ない作問(市販のものでも結構ある)*建設業の現場の方の1日をざっくり追体験できるサブリミナル的出題
そして、そして、子ども用があればもちろん「大きなお友達向け」もあります。
教育用漢字や難易度の縛りを取っ払って作問したおとな用建設業漢字ドリル、ご覧ください!!!
教育用漢字や難易度の縛りを取っ払って作問したおとな用建設業漢字ドリル、ご覧ください!!!
(実際に印刷して解いてみたい方こちら→PDFファイル)
全問正解できる人がこの世にいるのかぶっちゃけ謎な難易度。
解けるもんなら解いてみな!!
(解けなくてもぜんぜん恥ずかしくないです。作問者のわたしも解けるかどうか怪しい)
解けるもんなら解いてみな!!
(解けなくてもぜんぜん恥ずかしくないです。作問者のわたしも解けるかどうか怪しい)
なお、「子ども用」は実際の教育現場での使用を、「おとな用」は漢検等の対策としての使用をアテクシ一切想定しておりません。
責任は取らない!
夜露死苦!!!!(←漢字ドリルで書かせたい熟語No.1)



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