▼イントロダクションとコンセプト 建設業イメージアップ。毎度書いてることですが施工箇所周辺のキッズたちを呼び寄せて現場の説明だとか重機試乗とかを行うイベントってのは、今日も全国津々浦々で行われているのだけど、なかなか効果が薄い。遊園地などの一角を借りて「わくわく!工事王国!」的なイベント を開くのもなかなかシンドい。この現状を打破するブレイクスルー的な建設業イメージアップってのが、長年この業界で求められています。
ただ、「わくわく!工事王国!」的イベントをやったとしても、周辺から集められた休日返上の建設会社のおっちゃんが死んだサカナの目をしながらキッズたちに説明を行う状況、この出発点からしてまずはどうにかしないといけない。 建設業の人がしんどそうだったら、伝える対象となる人に、魅力は絶対に伝わらないんです。
ということで考えました。主役はそもそも建設業で現場を担う方々。もちろん一般(=建設業非従事者)参加OKの血湧き肉躍る激アツのイベント。
その名も「DOBOKU ROCK FESTIVAL」 、略して「ドボロック」 !
……ああ「フジロック」のパクリさ!それの何が悪い!(逆ギレ)
気を取り直して、コンセプトを紹介していきます。
*「土木工事」と「ロックフェス」を融合させたイベントであること
*全国の建設業現場従事者が心から楽しめるイベントであること
*参加者及びパフォーマーの安全を第一に考えること
*そのうえで一般の建設業非従事者も巻き込んで「土木はすごい、土木は楽しい」という感情を共有できること
*現場労働者の魂を1日で燃焼し尽くせるイベントであること
と、ここまで書いてきましたが、そもそも「土木」と「ロックフェス」なんて融合できるのか。そうお思いの御仁も多いことでしょう。いやね、そんなもんできなそうに見えても無理やり融合しちゃえばいいんです。この世はだいたいやったもん勝ちなんですよ! タイムテーブル紹介をする前にまずはステージ等の構成案を紹介します。
▼ステージ構成 ドボロックは主となるステージが3つ、さらに食堂エリア、物販エリアから成ります。
□YELLOW STAGE
ドボロックで行う大掛かりなステージパフォーマンス。その舞台となる2つのメインステージのうちの一つです。イベント大トリのライブパフォーマンスがここで行われます。
□BLACK STAGE ドボロックメインステージのもう一つ。こちらでもYELLOWに勝るとも劣らない種々のステージパフォーマンスが繰り広げられます。また全来場者が一堂に会するであろうオープニングアクトもこちらで行います。
□BLUE CONTAINER 先の2ステージとは一回り小さいステージです。メインステージとは一味違った催しとして、講義やワークショップなどが開催され、メインステージを見ずに1日ここで過ごしても充実した時間が過ごせるエリアです。
□現場食堂 来場者の胃袋を満たすことを一手に担う食堂エリア。各種ソフトドリンクにアルコール類、さらにはいわゆる「フェス飯」をご提供。名物は白米の代わりの玉子チャーハンに焼肉、唐揚げ、コロッケ……とすべての主食・おかずが茶色い「現場ドカ盛り茶色弁当」 と、テキサスの油田作業員発祥とされるブルーカラー御用達カクテル「スクリュードライバー」 。なお、飲食物の予定数量終了時には休憩・昼寝スペースとして開放予定です。
□WORKERS' BAZAAR ヘルメット用ステッカーや冷感コンプレッションウェア、さらには明日の現場でそのまま使用可能な測量野帳や水平器などのドボロックオリジナルグッズを多数販売します。このほか、YELLOWやBLACKのステージで開催されるライブで必須となる(後述)ヘルメット販売も。目玉商品はドボロック限定カラー、カモフラパープルのBURTLE作業服やファンベスト 。この日の思い出をストリートに、そして現場に持ち越せる逸品は争奪戦必至。もちろん即着替えてこの1日専用ウェアにしてもOKです。
さて、コンセプトとしてそもそも「土木工事」と置きました。ドボロックは「土木工事に従事している人たちの1日」を再現したイベントでなければなりません。 ですので、こういうのも存在しています。
□CCUS GATE 前売チケット購入者にはあらかじめ当日の参加チケット代わりとなる
CCUS(建設キャリアアップシステム)のカードを模したIDカードが発券 されます。当日はそれを会場入口のカードリーダーにタッチすると顔認証によりスムーズな入場ができます。なおこのCCUS風入場チケットカードは、
前売特典・ドボロック開催期間限定特典としてドボロック会場内に設置されているソフトドリンク自動販売機にタッチすることで2本まで無料引き換え可能 ですので、オーディエンスの皆様は熱中症対策にお役立てください。
(参考リンク→こちら )
□快適トイレエリア ドボロックでは令和の建設現場で全国的に普及が進む「快適トイレ」 を採用しています。「フェスのトイレは汚い」というイメージを覆すべく、清潔で快適なトイレ環境を来場者に提供します。
なお、「快適トイレ」とは、国土交通省が定める一定の仕様を満たした現場用仮設トイレのことです。
洋式便器/ 水洗及び簡易水洗機能/ 臭い逆流防止機能/ 容易に開かない施錠機能/ 照明設備/ 衣類掛け等のフック、又は荷物の置ける棚(耐荷重5kg以上)/ 男女別の明確な表示/ 周囲からトイレの入口が直接見えない工夫/ サニタリーボックス(女性用トイレに必ず設置)/ 鏡と手洗器/ 便座除菌クリーナー等の衛生用品/ 便房内寸法900×900mm 以上/ 擬音機能(いわゆる「音姫」のような機能)/ 着替え台/ 多重臭気対策機能/ 室内温度調整可能な設備/ 小物置場(トイレットペーパー予備置場等)
※参考資料:国土交通省『快適トイレの標準仕様イメージ』(参考→こちら )
▼タイムテーブル概略 ドボロックのメインステージは次の2つのセッションに大別されます。
□Day Session 日中のメインステージはDJがBGMを流しながらの現場施工のライブパフォーマンスです。グルーヴ感をもってリズミカルに動く重機・作業員の動きは、ときにシステマティックに、ときにサイケデリックにあなたの五感を刺激します。「施工ってかっこいい」 その事実を皆さんが再確認できるステージになることをお約束いたします。 そして17時、全ステージ参加者が目撃することになるフィナーレは「爆破解体ライブショー」 。会場内中央に設置された高さ50mのドボロックシンボルタワーが「発破!」の合図の直後、爆音とともに美しく崩れ落ちる様は「エクスタシー」以外の何物でもありません。 もちろん爆破解体は入念なシミュレーションを行ったうえで、来場者・パフォーマーの安全に万全の配慮を行って実施されます。
□Night Session 爆破解体が終わり、辺りが闇に包まれる会場では、ドボロックのイメージそのものを体現するオルタナティブ/ラウドロックのバンド4組による圧巻のライブパフォーマンス でお楽しみください。なお、上空からモノが降ってくる演出が含まれますので観客はヘルメット装着が必須になりますが(詳細は後述)、ヘルメットを装着してのモッシュ・ダイブは度を越したものでなければ許容と見なします。
そして大トリ終演後のYELLOW STAGEでは、来年のヘッドライナー予告が噂されています。
▼タイムテーブル詳細
ということで、ここまで読み進めていただいた皆様、おまたせしました。ドボロックのタイムテーブル(工程表) がこれです!(クリックで拡大します)
ツッコみどころが多数あると思いますが、順番に各プログラムの詳細を書いていきましょう。
□Day Session【午前中】 *ラジオ体操第一(全会場/8:30~8:40) ドボロックの入場自体はいつでも可能ですが、これ参加しないでどうするよ?と主催者が息巻く、ドボロックのオープニングを高らかに告げるイベントがこれです。「建設業現場従事者の1日をフェスで再現」するからには、オープニングはこれ以外にあり得ない! しっかり準備運動で体をほぐして安全な1日をみんなで過ごしましょう!
*オープニングアクト・どぶろっく(BLACK STAGE/8:50~9:20) 「ドボロック」だからこそのオープニングアクト。何だよダジャレじゃねえか! ああそうだよ何が悪い!(逆切れ ※2回目) 本家フジロック出演歴もある2人による『もしかしてだけど』『農夫と神様』など数々の有名曲で、オーディエンスの大合唱が起きること必至。会場の熱気は早くも「総勃ち」!
※どぶろっく参考音源:『もしかしてだけど』(Apple Musicリンク→こちら )
*型枠組立即興ミニマルテクノ(YELLOW STAGE /09:30~12:00 ※中断あり) Day SessionのYELLOW STAGEは1日をかけてのコンクリート打設がテーマ。まずはその準備としてサングラス姿の型枠大工たちによる型枠組立をご覧ください。コンパネに打ち下ろされるハンマーの音色がインダストリアルなミニマルテクノとして昇華 される様は、インドネシアの伝統音楽・ガムランを思わせるトリップ感をオーディエンスにもたらします。
※ミニマルテクノ参考音源:石野卓球『FebFour』(Apple Musicリンク→こちら )
*水道管地中埋設ライブ(BLACK STAGE/9:30~12:00 ※中断あり) BLACK STAGEは水道管埋設作業のライブパフォーマンスを行います。まずは地中埋設から。次々とトラックで運ばれる水道管が作業員たちのリズミカルな玉掛け作業を経てクレーンで降下し地中に消えていく様は、あたかも生命の誕生と死 を思わせる神秘、そして多幸感。会場内DJのアンビエントテクノと共に陶酔の時間をお過ごしください。
※アンビエントテクノ参考音源:The Orb『First (Consider the Lillies)』(Apple Musicリンク→こちら )
*和気閑谷大学出張講義『現場作業服史』(BLUE CONTAINER /9:30~12:00 ※中断あり) 「和気相互建設総務部ブログ」で好評を博したあの講義がドボロックに蘇る! 講師の「おっちゃん」が現場で着用される作業服の歴史を徹底的に語りつくす教養人文学の時間をお届けします。大学講義とは一味違う講師の「おっちゃん」の脱線も期待してください! なお「おっちゃん」のギャラは現場食堂の「現場ドカ盛り茶色弁当」&ソルティードッグ引換券という話も……
*休憩(全会場/10:30~11:00) ドボロックは「建設業従事者の1日を再現する」コンセプトのもと、来場者であるオーディエンスに配慮して午前中に1回休憩時間を設けます。 この時間を皆様が思い思いに有効活用してくださることを期待します。
□Day Session【午後】 *昼休憩(全会場/12:00~13:00) 建設業現場従事者は労働基準法の適用を受けていて一般的には正午からの1時間が昼食休憩に充てられます。したがって、ドボロックでもこの時間は昼休憩です。 現場食堂エリアではフェス来場者の胃袋を満たすがっつり飯を多数取り揃えています。午前中のパフォーマンス観覧で火照った身体をいったんリセットして午後の活動に備えましょう! なお、現場食堂エリアは、予定数量終了後は休憩・昼寝スペースとしても開放します。
*コンクリート打設&バイブレータ締固めライブパフォーマンス(YELLOW STAGE /13:00~16:50 ※休憩あり) 午前中に組みあがった型枠に、遂に生コンクリートが打設されます。DJによるノンストップのブレイクビーツに合わせ、順番にやって来るコンクリートミキサー車が華麗に会場内で転回し、コンクリートホッパーから生コンクリートが型枠内に注入、そしてサングラス姿の作業員がロボットダンスさながらに型枠内にバイブレータを差し込んで即座に締固めを行っていきます。その機能性あふれたシステマティックな所作はこの日、一つのパフォーマンスアートとして結実します。
※ブレイクビーツ参考音源:The Prodigy『Invaders Must Die』(参考リンク→こちら )
*埋め戻しライブパフォーマンス(BLACK STAGE/13:00~15:00) BLACK STAGEでは、午前中に「埋設」という形でいったん「死」を迎えた水道管がふたたび実用に足る埋設物として生を取り戻す ための作業として、まずは埋め戻しが行われます。DJのドラムンベースに乗せてダンプカーで次々と運ばれる真砂土が管に降り注ぎ、サングラス姿の作業員がスコップで手際よくそれを均していく光景は、生と死の生命の輪廻を想起させる神々しさ を放つことでしょう。
※ドラムンベース参考音源:Aphex Twin『4』(参考リンク→こちら )
*敷き均し&転圧ライブパフォーマンス(BLACK STAGE/15:30~16:50) 埋め戻し完了後に行われるのは敷き均しと転圧の行程です。サングラス姿の作業員が一糸乱れぬレーキさばきで表面を平らに仕上げた後、タンパーやプレートコンパクタで仕上げを行っていきます。DJが流すテクノの原点・Kraftwerkの無機質なビートが、ローラーの一定速度とシンクロすることで最後の転圧作業を美しく締めくくります。
※Kraftwerk参考音源:Kraftwerk『Tour de France, Etape 1』(参考リンク→こちら )
*水脈を探せ!競技ダウジング世界選手権(BLUE CONTAINER /13:00~15:00) ステージ上・10m四方の真砂土プラットフォームに埋設された500mlペットボトルのミネラルウォーターを、この日のために集結した世界中のダウザーがロッドのみで探し出す! 世界に名を轟かすL字ロッドの達人、絶対王者・フランスのローラン・ベルネを脅かす選手は出てくるのか? 選手の手元に装着したGoProとステージ上のカメラで臨場感あふれる生中継映像をリアルタイムでスクリーンに映し出します。なお、ドボロック公式アプリでは、的中すれば現場食堂でドリンクと引き換え可能な各試合の勝者予想ベッティングを開催中! 新感覚スポーツで熱く盛り上がれ!
*重機書道パフォーマンス(BLUE CONTAINER /15:30~16:50) 重機が筆を持つ。観客が息を呑む。
オペレータから筆先が見えない状況で行われる静と動の超絶技巧書道パフォーマンス。 「土木」「安全」「ヨシ」など建設現場を象徴する言葉をオーディエンスの目の前で重機が美麗に書いていきます。そして予定熟語終了時には、皆様からのリクエストにもお応え。重機は「ビャンビャン麺」を漢字で書けるのか? (参考リンク→こちら ) 無茶ぶり大歓迎、注目のイベントです。
*休憩(全会場/15:00~15:30) ドボロックは「建設業従事者の1日を再現する」ため、午前中と同様、午後にも1回休憩時間を設けます。
*爆破解体ライブショー(全会場/17:00~17:30) Day Sessionトリを飾るのは爆破解体ライブショー 。会場内中央に設置された高さ50mの「ドボロックシンボルタワー」が作業員の「発破」の合図とともに崩れ落ちる! 形あるものが一瞬で崩れてゆく破壊と恍惚の芸術を見逃すな! これを見ずしてドボロックを語るなかれ!
□Night Session さて、ここからはドボロック開催委員会が厳選した4組のオルタナティブ/ラウドロックのバンドによるステージパフォーマンスが待っています。
※注意事項
モッシュ・ダイブに参加される方は、ヘルメットを正しく着用してください。 ファン付き作業服およびペルチェ式冷却ベストは、オーディエンスの安全確保のため着用はご遠慮ください。 暑さ対策には、接触冷感のコンプレッションウェア等の着用を推奨いたします。 モッシュ・ダイブ中のバッテリー、ケーブル、携帯電話その他携行品の紛失・破損について、主催者は責任を負いません。 安全第一でお楽しみください。 *ROTTENGRAFFTY(BLACK STAGE/17:40~18:20) 綺麗に生きる必要なんてない。泥だらけのままで、傷だらけのままで、音の渦に飛び込め! これが「ライブハウス最強」だ!
*マキシマム ザ ホルモン(YELLOW STAGE /18:25~19:05) 日常のストレスも、ムシャクシャした感情も、全部この爆音の渦に叩き込め! 予襲復讐はもう終わりだ。麺固コッテリで食らい尽くせ!
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*打首獄門同好会(BLACK STAGE/19:10~20:00) 激ウマな爆音サウンドと、誰もが共感するシャウトがフロアを支配する!糖質制限なんて糞喰らえ! 音の炭水化物を浴びまくれ! 日本の米は世界一!
※注意:ヘルメット装着必須ライブです。ライブ終了直後にやわらかく握ったおにぎりが、アリーナ各所に待機中の高所作業車上の作業員から散布されます。十分な数量を準備していますので、おにぎりは皆様で分け合ってこの後のラストステージのために食べましょう。
*SEX MACHINEGUNS(YELLOW STAGE /20:05~20:55) 濃厚なメタルサウンドと、愛媛の魂がフロアをオレンジ色に染め上げる! 手に汗握るんじゃない、手にみかんを握れ! 白い筋なんて気にするな! みかん!みかん!みかん!
※注意: ヘルメット装着必須ライブです。ライブ終了直後に あまーく凍らせた冷凍みかん が、アリーナ各所に待機中の高所作業車上の作業員から散布されます。 クールダウンに使うもよし、デザートとしていただくのもよし。なお皮はお持ち帰りのうえお風呂に入れて最後までお楽しみください。
さて、YELLOW/BLACKの両ステージで脳髄を揺らす爆音ライブが繰り広げられているその裏で、ここドボロックもう一つの聖地では、常軌を逸したもう一つの大狂宴 が幕を開けようとしていた……
*軽トラックドリフトワークショップ(BLUE CONTAINER /17:40~20:55) BLUE CONTAINERの一角に再現されたのは、あの伝説の「日光いろは坂ヘアピンカーブ」(の一部)! ここを舞台にドリフトキングたちが「農道のフェラーリ」こと軽トラックを爆速で横滑りさせていきます! フロア(サーキット)を支配するBGMは、もちろんアドレナリン強制注入のユーロビートメガミックス! 爆音の電子音と、白煙を上げるタイヤのスキール音が、オーディエンスの理性を完全に奪い去る! ドリキンたちの神業に酔いしれ脳髄を焼かれたあとは、臨場感MAXの車載カメラ映像を用いたガチのワークショップ、そして実際にハンドルを握るドリフト練習会へと突入。
もちろん、爆走する軽トラを完全無視して、一心不乱にパラパラを踊り狂う平成の亡霊が出現しても無問題。 それこそが、何でもありのドボロックが誇る美しい光景です。
綺麗に楽しむ必要なんてねえ!汗と、ガソリンと、タイヤの焦げた匂いにまみれて、この狂った1日を最高に締めくくれ!
※注意事項:参加希望者には事前に呼気によるアルコールチェック(参考リンク→こちら )を行い、実際の乗車についてはアルコールが検出されなかった方に限らせていただきます。
※ユーロビート参考音源①:Max Coveri『RUNNING IN THE 90's』
(参考リンク→こちら ) ※ユーロビート参考音源②:Niko『Night of Fire』
(参考リンク→こちら ) ※ユーロビート参考音源③:m.o.v.e『Gamble Ramble』
(参考リンク→こちら )
そして、すべてのプログラムが終了した。
余韻に浸る観客を包むように、終演を告げるアナウンスが静かに流れ始める。
そのとき。YELLOW STAGEの大型スクリーンに、一枚の告知が映し出される。
会場から上がる大歓声。
来年もまた、この場所で会おう。
▼エピローグ 世間一般でいう三連休、とはいえ月曜の祝日は休めない。 昨日の熱狂が身体中に爪痕を残す中で、現場に向かう朝。
朝礼前、ヘルメットを被って待っていると、隣に立った別会社の作業員がふとこちらを見る。
見覚えのある、カモフラパープルの作業服。 ドボロック限定カラー。
相手も気付く。 ほんの一瞬、目が合う。
言葉はない。小さく会釈。 こちらも軽くうなずく。
「じゃ。」
そんな一言だけ交わして、それぞれ自分の持ち場へ歩いていく。
ドボロックは終わっていない。「次」はもう始まっているのだ。