終わりの季節/異動のたびに考えること




1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。3月は別れの季節です。

総務として会社のあれこれを担当していると、たとえば金融機関で弊社を担当して下さった営業や窓口担当の方などとは、いろいろ顔見知りになって、ときにくだらない話で盛り上がったりと、そのときそのときで接点は一瞬であったとしても、日々思い出は積み重なっていくものです。

日本社会は4月から3月というのが基本的には「年度」として定着しているため、3月は社会人にとっては「異動」の季節となるのが一般的です。毎年、数多くのお別れのあいさつを聞いて、少し悲しい気分になり、それでも仕事は続いていくので、あたらしい担当者さんとまた良い関係を築いていきたいなあ、と思ったりするのが毎年の恒例行事になっています。

で、「異動」の情報というのは、なにも一般企業に限った話ではありません。わたしたちは公共事業の工事を収入の柱とする建設会社ですので、発注元となる土木部や農林水産事業部をはじめとする行政側の担当者にとっても、異動は否応なくやってきます。毎年3月下旬になると、行政の異動の情報が報道発表として出てくるようになると、それぞれの会社で自社の案件を担当してくれた方が異動するのかしないのか、異動するとしたらあたらしい赴任地はどういうセクションになるのか、あれこれの情報を注視していたりします。

事務を担当していても、この情報は常に目を光らせておかなければならない情報です。工事の直接の担当との接点は皆無であるものの、書類の提出先にあたる部門トップの名前はリアルタイムで把握しておかなければならない情報と言えます。どういうことかと言えば、弊社の場合ですと、岡山県が発注元となる工事については、厳密な発注元は「岡山県備前県民局」となり、契約関連の書類であったり工事の施工管理関連の書類の提出先は「岡山県知事」ではなく「岡山県備前県民局長」であるため、この県民局長のお名前はきちんとチェックしておかないと書類不備の原因となりうるわけですね。

異動情報が出ると、新しい県民局長の氏名をPDFファイルからコピペして、テキストファイルにコピペ元として保管までしていました。「ワタナベ」は「渡辺」でいいのか「渡部」なのか、実は「渡邊」が正しいのか? 「サイトウ」であれば、「斉藤」なのか「斎藤」なのか、はたまた「齋藤」なのか。厳密に名前をいつでも書けるようにしておきたいなあ、ということを思っていたわけです。

「保管までしていました」と書いたのには理由があります。これはやっぱり効率悪いよなあ、と個人的に思って、あるときからコピペテキストファイルを作成するのをやめてしまった、という経緯があります。「渡辺」か「渡部」か「渡邊」か(その他の書き方もあるけど)で悩むくらいだったら、もう名前は省略してしまって肩書のみを記載すれば足りるのですよね。「岡山県備前県民局長 殿」なんて。
端折ってしまってもべつに不備じゃなければいいじゃん、みたいな。肩書はすべてを解決するのですよ。

ということで、本日のブログの結論といたしましては、「M-12024の令和ロマンの1本目、面白かったなあ」ということで如何でしょうか。おあとがよろしいようで~。



0 件のコメント:

コメントを投稿