誰も注目しないけれども。

 クラスの女子のうち誰が好みか、なんて下世話な男子の会話。筆者は中学でも高校でも大学のサークルとかでも経験がありますし、それは今現在において青春真っ盛りの中学生や高校生も人生いちどは通る、時代を経ても不変の通過儀礼のようなものです。

ちなみに筆者は明らかにかわいい美少女タイプの女の子よりも、クラスの隅でひっそりとたたずむ女の子の方が好きだったりします。ただ、それを人前で公言するのが恥ずかしくて、長いものには巻かれろ方式によりみんながタイプに挙げた美少女の名前を挙げたりして、なぜあの場で自分の趣味嗜好をちゃんと公言できなかったんだろう、といくばくかの後悔を覚えたりしたことが、年齢を重ねたおっちゃんになった今でも思い出されます。トイプーみたいな顔してたSさん元気かな?


で、年齢を重ねておっちゃんになった今では、自分のなかの性癖もとい趣味嗜好を公言できる大人になっております。やったね、ありがとう!


さてさて、今日の話題は「この簿記の問題っていい問題だよね?」というマニア的な視点による建設業経理士の話題です。題材となるのは建設業経理士の4級に頻出のこんな問題です。ちなみにここに紹介しているのは、建設業経理士4級過去問に実際に出題された問題の数字だけ変更した問題になります。著作権!



筆者は簿記を勉強していたときに、某資格予備校の発行した日商簿記3級の問題集でこの類題を見たことがあり、長いこと「いい問題だよなあ」と思っていた記憶があったのですが、建設業界に入って建設業経理士の勉強を始めたときに偶然「再会」を果たして、「おおおお、あのときの君はここにいたのか!」と、一般人にはとても分かりにくい感動を覚えた記憶があります。


なぜこの問題がいい問題なのか。端的に言えばそれは「簿記の5要素がB/S(貸借対照表)やP/L(損益計算書)でどのように絡み合っているか、どういう構造になっているか、を理解しているかどうか」を問える問題だから、なのです。

というか、建設業経理士の2級を受検するボーイズアンドガールズのみんなはこんな問題解いたことないと思うのですが、大問ごとにいわゆる「タテ解き」をすることで試験勉強をしている人の何割かは、たぶん完答できないと思います。まず面食らうと思うのですよね。


ということで、ちょっと上の問題を解いてみましょう。


まず簡単なのはAですね。貸借対照表では、資産=負債+純資産という計算式が成り立ちます。したがって、A=4,300+1,200=5,500となります。


次に簡単なのはDですね。収益と費用の情報があるということは、この部分が損益計算書にあたります。そして当期純利益=収益ー費用の計算式で求められます。となると、D=6,000ー5,700=300です。


さて、ここからがこの問題の肝になります。当期純利益の金額はどこへ行くのか? そう、決算時の純資産に振り替えられます。詳しく言えば純資産勘定のなかの「利益準備金」でした。当期純利益が出ていれば期末で純資産は増えますし、一方で当期純損失が出てしまったら純資産は減る、ということになります。


となると、Cが先に求められますね。C=1,200+300=1,500です。


ここまで来ればBも簡単に求められます。Aを求めるときに使った資産=負債+純資産の式を思い浮かべればOKです。B=6,400-1,500=4,900です。これで空欄は全部埋まりました。めでたし。


この問題を解くための道筋を振り返ると、「資産は負債と純資産を足したもの」「決算で出た利益は決算時の純資産に振り替えられる」という2つの知識を駆使して、あとは数独のようにわかるところから順番に計算していく、となります。そしてこの知識を受検生に課すこの問題って、すごくいい問題だよなあ、最初にこのスタイルの問題を作問した人はすごいよなあ、などとわたしは思うわけです。

しかしそれと同時に、惜しむらくは、経審でも使わない「建設業経理士4級」というビギナー向け資格の問題であるため、まったく人の目に触れないし、脚光を浴びることもない。これってとても悲しいことだと思いませんか? わたしは思うのですよ。ということで、今回取り上げてみました。



ちなみにわたしが好きなタイプを女優さんで言うと、昔も今も緒川たまきさんです。素敵。

画像はぐぐれ。ぐぐればわかるさ、ありがとう。


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